ウランバートル最新情報

私は大学を卒業後、アメリカに留学し、ニューヨーク大学に学びながら、全米の住宅環境を見て回りました。
学生時代から海外志向が強く、国外で働きたいという夢があったからです。しかし、実家の稼業の関係もあり、
将来は地元に戻らなければならない。そんな現実を前にして、私は日本に帰り、日本で頑張ることを決めました。
1989年に株式会社トミオに入社して25年、1998年に代表取締役に就任して16年が経ち、基盤である住宅会社としての
事業はもちろん、最近では様々な新規事業にもチャレンジしています。
そんな中で、ある想いが私の胸に浮かびました。

初めは、「どこで」「どんな事業を」「誰と」なんて考えはありません。
「なにか、海外とつながる仕事がしたい」と漠然と思っていました。

日本という狭い市場での競争に限界を感じている方、
海外での事業展開が長年の夢だという方、
とにかく新しいことをしてみたいという方、

あの頃の私のように、漠然と熱い「想い」を抱いている企業家の方は意外と多いのではないでしょうか?

そんなとき、ひょんなことから「モンゴル」へ行く機会がありました。2012年の9月のことです。15年来の大先輩が1年前からモンゴルに行っており、現地に会社を作ったと聞いたのです。早速連れて行っていただき、色々と案内をしていただきました。
第一印象は、「まだまだこれからの国だな」と感じました。
一度訪れたくらいでは、何も判断できない、とも。
ただ、モンゴルの生活環境や経済成長の可能性を踏まえた上で、モンゴル人のポテンシャルや知識レベルの高さ、そしてビジネスとしてのチャンスの多さは間違いないと実感できました。

2013年10月、2度目のモンゴル訪問が決まりました。
今回は、少し長く滞在して、現地の人に触れて、具体的に仕事があるのか?ニーズはあるのか?自分に何ができるのか?
実際に目で見て確かめようと思ったのです。
その後、3度、4度と訪問するにつれて、私が初めに感じた可能性と将来性は、確信に変わっていきました。

世界中が不景気の中、モンゴルはレアメタル等の地下資源も豊富で、世界で一番成長が見込める国です。
(経済成長率11.7%、2013年、NSC)。そして、国家に資金がないために外資を積極的に奨励しています。

しかし、鉱業関係以外はまだ日本やアメリカ、ヨーロッパの大手も参入していない現状があります。
その理由としては、マーケットの規模。モンゴルは、156万4,100平方キロメートルの面積に対して人口は286万8,000人
(2012年、NSC)。日本の約4倍の国土の中に、約44分の1の人口しかいません。
さらに、国土のほとんどは広大な草原や砂漠です。
マーケットとなりうるのは、首都「ウランバートル」。千葉県より少し大きいくらいの土地に、
国民の約半数である131万8,100人が暮らしています。この狭いマーケットでは、大手企業が参入するスケールメリットが
存在しません。しかし、マーケットが小さい分、効率が良く、中小企業にとっては大きなメリットが存在するのです。

海外でビジネスを展開する上で、とても大切なポイントがあります。
それは「人」です。実はこれは、一番大きな問題なのです。
例えば、フィリピンなどの東南アジアは英語文化です。
よって、ネイティブな英語ができなければ、ビジネスは成り立ちませんし、
英語圏の国との競争に勝つのは至難の業です。
現地で人材を募集し、雇用するというのも並大抵の苦労ではないでしょう。
英語を母国語にしていない、
英語で教育を受けていない国となると限られてきます。
その点、モンゴルは英語が比較的浸透していません。
また、ODA(政府開発援助)などの国費留学で日本への
留学経験者が大勢おり、日本語を話せるモンゴル人が多いのです。
驚くことに、大臣や大学の学長などの中にも、日本への留学経験があり、
日本語を話せる人がたくさんいるんですよ!
さらにモンゴル人はとてもまじめで、
国民の平均年齢が32~33歳ととても若く、意欲的です。
何より日本が大好きで、日本から様々なことを学びたい!
という前向きな若者で溢れています。
モンゴルという国がここまで日本に対して好意的な理由には、
歴史的背景や私たちにもなじみ深い、
あのスポーツが関係していたりします。

皮膚科専門の医師姉妹が施術

元々は旧ソ連の影響化にあったモンゴルですが、20年ほど前から状況は変化し、自立しなければならなくなりました。
そんな時に手を差し伸べたのが、日本だったのです。道路や病院や学校を造ってくれたことに感謝し、
今のモンゴルの若い人たちは日本が自分たちを支えてくれたと感じています。

また、「相撲」というスポーツが、モンゴル人にとって日本をとても身近な存在にしてくれました。
モンゴル相撲は現地で一番人気のスポーツです。そのチャンピオンが、日本でも活躍してチャンピオンになり、
大金を稼いでいます。外国人を国技でチャンピオンにするなんて、日本はとてもフェアな国だ!と好意を抱いてくれているのです。
日本人の顔が自分たちモンゴル人ととてもよく似ていることも、親近感が湧いている理由のひとつでしょう。

日本からモンゴルへ

文化の発展とは、そこに「無い物」がビジネスとなっていきますね。
よく、モンゴルは日本の20年前、30年前に似ているなんて言われるのですが、本質的には異なります。
サービス面や生活面では昔の日本のようかもしれませんが、街中はハイブリッド車が走り、人々は最新型のスマホを使い、
インターネットが普及している状況を鑑みると、プロダクトの部分では私たち先進国と同じ物が存在するのです。
決して単純に2、30年前の日本と同じではありません。単一的に物事を見るのではなく、もっと現地の環境や人々の生活の奥に
入っていった上で、「この国だったら、自分たちのビジネスにチャンスがある!」と感じていただきたいと思います。正直な話、
今のモンゴルは、マーケットのパイが取り合いになっている日本に比べて、無競争でチャンスがある国だといえるでしょう。
自分たちが今まで作り上げてきたもの、いわば日本ではオールドビジネスとなっているものが、
モンゴルではこれから盛り上がっていくのです。日本の技術や人が、求められている国で活躍してその国の発展に寄与する。
非常にダイナミックで魅力的だと思いませんか?

チャンスさえ見つければ、結果はわかっているわけです。私たちは未来から来た、「ドラえもん」のようになるわけですから(笑)。

日本からモンゴルへ

ではどうやってチャンスを見つけに行けばいいのか? まずは自分たちがモンゴルで何をやるか、 というのを見てもらわなければいけません。 現地でちょっと長く滞在している間に、 「あ、これいけるな」「いいかも」という種を見つけます。 ちょうど、私が2度目の訪問をしたときのようにです。 そこで市場調査やマーケティングをする際に、現地の情報に強いブレーンが必要になります。さらに、実際にビジネスを始めるまでに、翻訳や契約、様々な申請書類の作成などをサポートしてくれる弁護士や税理士なども必要です。観光ガイドでは、このような専門的なビジネスのサポートはできません。

そのために、私はこの度「UB Style Office」を立ち上げ、モンゴルのスタッフ達とモンゴルでビジネスをしたい企業家の方々をサポートする仕組みを作りました。モンゴルの中で日本の企業で勤めたい人々を登録し、日本語を教え、企業に優秀な人材を紹介していきます。「日本でも難しい人材の見極めを外国人相手にする。」ここが、日本人が海外に行く際の大きな壁だと感じています。その壁を我々が緩和し、日本とモンゴルのビジネスマーケットの架け橋になれたら。

私とあなたの夢を、モンゴルで叶えてみませんか?

県立幕張東高校(現幕張総合高校)卒業後、

1988年、 同志社大学経済学部卒業、
ニューヨーク大学ESLに学びながら、
全米の住宅環境を見て回る。
1989年、 株式会社トミオに入社、
総合建設業としての建築実務を学ぶ。
・一級建築施工管理技士
・一級土木施工管理技士
1994年、 社内にて新規住宅事業の立ち上げに従事
・二級建築士
・宅地建物取引主任者
1998年、 株式会社トミオ代表取締役に就任。現在に至る。
・千葉県被災建築物応急危険度判定士
・訪問介護員2級
・福祉用具専門相談員
・社会福祉主事任用資格
現在、 自社にて住宅関連の他、
雑貨店、インテリアショップ、カフェ等を経営。
グループ会社にて、
介護付有料ホーム、許可保育園
メガソーラー発電所、エミュー牧場等を経営している。

 

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