■21世紀の横綱が労働英雄賞を受賞
モンゴル出身の力士横綱・白鵬が、モンゴル政府から、2月17日に労働英雄勲章を受賞した。授与式は政府庁舎で行われ、エルベグドルジ大統領が勲章を授与した。
モンゴル国大統領から勲章を受賞する横綱・白鳳
白鵬は1月の大相撲初場所で、昭和の大横綱と呼ばれた大鵬の最多優勝記録を更新し、33度目の優勝を見事に飾った。こういった白鵬の活躍ぶりはモンゴルで連日のように伝えられた。彼の功績が国民に認められ、ついに国から労働英雄勲章を受賞することとなった。
20世紀と21世紀の横綱父・息子2人そろって。。。
「私は20世紀に横綱になった。息子は21世紀に横綱になるだろう」と父が良く言っていた。それが実現した。私は8年前に初めて横綱になった。今年は33度目の優勝を飾り、歴史上記録を更新した。モンゴル国民、父母を喜ばせ、こうやって国家高位勲章を受賞していることに非常に感激していると答える横綱・白鳳
今回の授賞式で、横綱かくりゅうが名誉選手賞、大関朝赤龍が労働名誉赤旗バッジを受賞した。
受賞した横綱・白鳳等政府庁舎内にて
授賞式後の横綱・白鵬 元横綱・朝青龍、元先輩力士旭鷲山等と政府庁舎の前で記念写真
このように、日本相撲界でのモンゴル人力士の活躍ぶりが目覚しい。どんどん他の力士も輝かしい成績を出し、日本の角界を盛り上げてほしい。
ナサ