■UB市、バス専用スマートカードを導入
「ウランバートル市バス管理・情報管理・料金自動支払い制度導入に関するプロジェクト」が実施され、先月下旬からついに実際に動き出した。プロジェクトの狙いは、バス管理システム、バスインフォメーションシステム、料金自動支払い制度の導入により、各面でバスのマネジメントが強化されることだ。
これはいわゆるスマートカードの導入だ。この取り組みは実際に7月28日から始まったが、最初のうちはスマートカードと現金が両方使用可能となっている。
乗客はスマートカードを1回購入したら、次からは好きな金額でカードをチャージし、使用することができることになっている。カードの種類は4つ、使用者によって使い分けられる。普通カードと高齢者、身体障害者、警察官らが使う「割引カード」、学生カード、子供カードの4種だ。
バスには前ドアから入り、後ろドアから出る形になっている。乗客はバスに前ドアから入り、ドライバー席横にあるスマートカード読み取ち装置にカードをタッチし、出る際はスマートカードを後ドア横にある読取機にもう一回読ませる仕組みになっている。現金払いの際は、ドライバー席の横にある現金ボックスに指定の現金を投入するだけだ。
これからはスマートカード販売場所をバス停近くの450のキオスク、50の大きな市場、ショッピングセンターで設ける方針だ。お客様センターも開設され、消費者のお問い合わせなどに常時対応していく方針だ。