■モンゴル旧暦お正月
モンゴルではたくさんのお祭りや行事あるが、その一つが旧暦によるお正月である。
今年のお正月は2月19日にあった。2月19日から4日間連休に入り、旧暦お正月を盛大に祝った。
年一大行事の一つお正月を盛大に祝うために、お正月前から各家がその準備で超急がしくなる。お正月おもてなしの準備やお正月に着る晴れ着の準備、お正月に向けての大掃除などなどすること成すこと盛りだくさん!
お正月のおもてなしだが、お正月のテーブルに欠かせないのがテーブルを彩るお正月用積み重ねお菓子! これは日本の鏡餅に当たる。昔、ほとんどの家で手作り物が多かったが、最近は市販されているお菓子を使う家が多い。
お正月おもてなしの代表格は丸ごと羊肉。
お正月おもてなしのもう一つの代表格はやっぱりボーズ(小ろん包)! ボーズ(小ろん包)抜きにしてお正月は語れない。各家では、ボーズを大量に作る。何百個から始まり、千個以上作る家もあるという。その家によって作る数や味がまちまちだ。
お正月の準備が終わり、いよいよお正月元旦。元旦早朝、日の出と一緒に各家で新年の挨拶がされる。その挨拶の仕方も独特だ。ハダグと呼ばれる絹製布を持ち、お互い手を交わし合い、挨拶をする。絹製布を持つことで、挨拶相手に対する尊敬の意が強まる。
お正月の挨拶する人々
国際化が進み、民族文化が薄れているこの時代、こういった民族行事があると、古きよき習慣、仕来りにもう一回気づくいいチャンスともなる。
ナサ