■モンゴルお正月のおしゃれ
モンゴルではたくさんのお祭りや行事あるが、その一つが旧暦によるお正月である。
今年のお正月は2月19日にあった。モンゴル人は年一度来るこのお祭りを盛大に祝う。その気合ぶりをお正月に着る晴れ着に使うお金や時間、労力からみて感じることができる。
さて、お正月の前週末、お正月晴れ着の市販現場である青空市場「ナラントール」へ行ってきた。
うわぁ~、お正月真近だけあって、すごい込み具合だ。で、市場の中をもぐりこみ、民族衣装を売っている売り場へ向かった。デザインやら色やら生地やらなんと豊富だ。まず、物色したのが民族衣装デール!
次行ったのが帽子売り場。どんな物あるかな~。帽子も用途やデザインや素材からして色々だ。
毛皮製でふわふわのものもあるし、フェルト製のおしゃれなのもある。
次は靴だ。おしゃれは靴から始まる~。
先が上にとんがっているモンゴル伝統的な靴が品揃え豊富に並んでいる。純皮革製で、上に伝統的な細かい飾りがされていて、かなり手の込んだ作りとなっている。
次はベルト! ベルトもおしゃれの一つ。
主に男性用ベルトが多いが、このデザインは皮革素材に銀の飾りがついているデザインとなっている。モンゴル人男性には帽子とベルトが重宝される。伝統的に、男性の帽子とベルトに男性の威厳が宿るという言い伝えが実際にあるからだ。
こういった民族衣装を合わせて着ると、こんな感じ↓になる!。お正月の際、モンゴルでいたるところこういう格好の人が行き交うことになる。
ここ数年、モンゴルでは伝統的なお祭り「なーダム」やお正月「ツァガーン・サル」の際に民族衣装を着る傾向が強くなっている。これこそ、民族意識強化の表れか。。。
ナサ